小説「金曜日の本屋さん 秋とポタージュ」名取佐和子

あらすじ

小さな駅ナカ書店<金曜堂>。名物店長の南、金髪のオーナー・ヤスさん、喫茶担当イケメン栖川、そして年上の南に想いを寄せる学生アルバイト・倉井の四人が働く店には、様々な想いを抱き「いまの自分にぴったりの一冊」を求める客が訪れる。

ある日、倉井に大学内で話しかけてきた女子学生たちが、ひょんなことから1日だけ<金曜堂>を手伝うことに。

けれども、同じ同好会だというふたりの仲は、どう見てもぎくしゃくしていて・・・・・・。

3作目。

本屋を巡る、それも本を巡る物語はとても読んでいて、心地が良い。

矢張り、本に対する想いが物語を引き寄せるのだな、としみじみ思ったほど。

こういう「本屋が舞台に繰り広げられる作品」はとてもかけがえのないことに思えてならない。

中々素敵な作品なので、手に取って触れて欲しい。